耐震性に優れた戸建を建てるための4つの法則
戸建賃貸経営を始めるために、戸建を新築しようと考えている人にとって、
「どの会社に頼めば良いのか」って、悩みのタネですよね。
1000万円以下のローコストで建てることだけを考えると、
耐震性や耐久性がおろそかになり、結果的に欠陥だらけの戸建が完成してしまうこともあります。
姉歯事件や震災によって、国民は過敏なまでに住宅の安全性に反応します。
どうせなら、安全性を売りにできる戸建を建てたいですよね。
でも、耐震性や耐久性に関して詳しい知識を持っていますか?
建築方式は○○が良い!というような知識を持っている方は少ないはずです。
そこで、「これだけ知っておけば工務店とも対等に話せる!」
安全性の高い戸建賃貸を建築する方法をご紹介します。
1|JIOの検査を受けましょう
もし建設中に工務店が倒産したら戸建を建てることはできません。
また、建設後に何らかのトラブルが生じた際にも、工務店が倒産していれば
対応してもらうことができません。
そこで、第三者機関による10年保証を結ぶことがカンジンです。
日本住宅保証検査機構(JIO)がオススメです。
JIOの検査は地盤調査→基礎配筋調査→構造体調査→外装下地調査→完了
という流れで行われます。ぜひ登録しておきましょう。
2|シロアリ対策を行いましょう
建物の耐久性のためにはシロアリ対策は必須事項です。
シロアリ対策には、
1、土壌処理:基礎を作る前に基礎回りの土壌に防腐防蟻剤を散布。
2、木部処理:敷地から高さ1mの木部に防腐防蟻剤を塗布。
これらの2つの方法があります。
3|基本構造は在来工法にしましょう
在来工法:屋根、階上の荷重を梁で受け、柱に伝え土台から基礎へ伝達。
2×4工法:荷重を壁(耐力壁)でうけ、床を通して基礎へ伝達。
在来工法は自由な間取りや制限が少ない、比較的安価、
増築しやすいというメリットがあります。
4|土台はベタ基礎にしましょう
ベタ基礎:底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎のことで、
家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。
地面をコンクリートで覆うため、地面から上がってくる湿気や、
シロアリの侵入も防ぐことができます。
▼まとめ
これら4つを知っておくだけでも工務店に対応してもらえます。
耐震性・耐久性に優れた戸建賃貸を建築するために工務店側に価格だけでなく、
安全性を考えたいという意思表示をすることも大切です。